映画「35年目のラブレター」

今年度の「みんなの人権を考える映画会」では「35年目のラブレター」を上映しました。
この映画は、読み書きができず生きづらさを抱えていた西畑保さんの実話に基づく物語です。過酷な少年時代を過ごした西畑さんは読み書きができないまま大人になりました。西畑さんは定年退職をきっかけに夜間中学に通い、妻にラブレターを書くことを決意します。
戦争・差別・貧困・障がい・病・いじめ・不登校などで義務教育を終えられていない人々がいます。こうした人々が通う夜間中学は、社会のマイノリティー(少数派)の縮図とも言えます。つまり、夜間中学を通して、社会のさまざまな人権課題がみえてきます。「普通とは?」「当たり前とは?」「夫婦の絆とは?」を考え、学びが生活の豊かさにつながることに気づきました。

【参加者の声】
・環境が原因で学校に通うことができない子どもが今もいるということに驚きました。映画でもあったように、人はいくつになっても学ぶことができるので、自分のしたいことに向けて頑張ろうと思いました。
・夜間中学という存在は知ってはいたのですが、現在も文字の読み書きができずに困られている方がおられるという事実に少し驚きました。基本的人権で定められている教育を受ける権利が皆平等に与えられたらと願います。
・「普通とは?」「当たり前とは?」改めて考えさせられるありがたい時間になりました。