第1回男女共同参画研修会を、市同教 女性の人権と性の多様性部会研修会と位置づけ開催しました。
講師:中村和子さん(オフィスEEE、男女共同参画アドバイザー)
演題:「あなたの地域の存続・活性化 ~キーワードは女性、若者~」
若い女性が地方からいなくなる現状は、ジェンダーギャップ(男女の違いにより生じる格差/祖母や母親のようになりたくない)が主な原因である。また、アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)による男女の役割分担意識も地域での住みにくさにつながっている。
災害時においても女性の視点は重要で、プライベート空間やトイレの設置場所、授乳室など、誰もが暮らしやすい場所を提供するためには、男性だけでは気づきにくい。
地域づくりには、「女性も若者も向いていないのではなく、慣れていないだけなのです」という言葉が印象的な研修会だった。
【参加者の声】
・子どもたちに、どんな未来をわたすかを考えていくことが大切だと思いました。
・まず、自分にできる事からと思い、共助を実践しようと思います。
・大きな災害時のエピソードをたくさん聞かせていただき参考になりました。