人権・同和教育セミナー 2026を開講します
昨今、差別は見えにくくなりました。しかし、差別がなくなったのではなく、差別は社会構造の中に埋め込まれて存在します。差別解消に向けて鍵となるのは生き辛さを感じているマイノリティ(少数派)だけではなく、特に、マジョリティ(多数派)が共に学ぶことが必要です。部落問題をはじめ、様々な人権課題について、みんなが自分事として捉え、真実を学び、偏見や差別をなくしていかなければなりません。
丹波篠山市人権・同和教育研究協議会では、正しく知る、正しく理解するための学習の機会として、2021年度より丹波篠山市内在住者、市内在勤者に「人権・同和教育セミナー」を開講しています。このような学習を通して、人権・同和学習を深め、差別をなくす実践力を養い、「人権尊重のまち 丹波篠山市」をめざします。皆さまの受講をお待ちしています。
概要・申込書はこちらからダウンロードできます→こちらをクリック
2026年度 丹波篠山市同教 第28回定期総会について
5月16日に「丹波篠山市人権・同和教育研究協議会 第28回定期総会」を開催しました。
議案は2026年度活動方針および事業計画・予算を含め、すべて承認されました。
本年度も本協議会の活動にご協力いただきますようお願い申しあげます。

なお、本年度の議案書につきましては、各自治会長様宛にも配布を予定していますが、下記のリンク先からもPDF版をご覧いただけます。
2026年度総会資料→こちらをクリック
宗教部会研修会を開催しました
丹波篠山市のあらゆる宗教にかかわる方々を対象に研修会を開催した。
講師:上田和夫さん・梶村英子さん
市同教 啓発推進委員 人権の歴史調査研究班のみなさん
演題:「今こそ語り伝えたい 証言から知る 戦時中の暮らしと体験」

戦争当時を知る方々の証言をもとに、戦争の悲惨さ、平和の尊さを学んだ。
戦時中は日本が勝ったニュースが多くなり、戦争に協力するのが当たり前の時代だった。
学校では学ぶより「働く・奉仕」の毎日で、音楽の授業も軍歌のみ、食糧不足のため運動場ではサツマイモ植えがおこなわれた。

梶村英子さんは出征兵士を見送る話をされ、親としての悲しさやその悲しさを表に出せない時代背景をリアルに語られた。

上田和夫さんは戦争の愚かさと、二度と戦争を繰り返してはいけないと訴えられ、当時の戦争の歌を迫力ある声で歌われた。

上田さんが所有していた日の丸への寄せ書きも、実物ならではの説得力があるものだった。
戦争当時の生活をあらゆる証言から明らかにし、また現在の社会情勢とも照らしあわせ、戦争を身近な問題として捉えることができた研修会だった。
【参加者の声】
・戦争の悲惨さを改めて知ることができました。平和への願いが強まりました。
・上田さんの生の訴えを聞き、驚きました。戦争、絶対してはいけない!
・戦争のない平和な日本がいかに大切かが、研修で再確認できて大変よかったです。
第4回人権・同和教育セミナーを開催しました
今回は参加型のワークショップを取り入れながら、柴原浩嗣さん(一般社団法人 大阪府人権協会 業務執行理事)に「わたしからはじまる部落問題」-部落差別の現実に私ができることは-と題しお話いただいた。

参加型ワークショップも交えたことで、参加者も活発に意見の交流ができた。
まず自己紹介を通じて、相手を認めることは人権の尊厳につながることを示唆いただいた。
部落差別の現状として、結婚差別や引っ越しなどで住む時に被差別部落ならば避ける差別、インターネットでの差別の拡散などがある。
情報が真実かどうか見極めるようにする事、正しい知識を身につけて差別だと気付く事、悪いうわさは容易に人に伝えない事が差別拡散の防止につながる。
部落差別をなくすには、①うわさではなく真実を学習する、②差別をなくすための交流をすすめる、③差別禁止の法律や制度をつくることが大切である。

人権とは「幸せ」の実現であり、「人がよりよく暮らすためのルール」である。
最後に部落差別をなくすために一人一人、自分ができることを考えた。