女性と性的マイノリティ(性的少数者)の人権部会研修会を開催しました

第1回男女共同参画研修会を、市同教 女性と性的マイノリティ(性的少数者)の人権部会研修会と位置づけ開催した。

講師:中貝 宗治(豊岡アートアクション理事長・元豊岡市長)

演題:ジェンダーギャップって何だろう-まちや企業が消えるかもしれない大問題-

中貝 宗治さん

地方において、なぜジェンダーギャップ解消が必須なのかをお話いただいた。

人口減少は地方最大の危機である。若者にとって暮らすまちとして豊岡は選ばれていない。特に若い女性に選ばれていない。ゆえに若い夫婦が減少し、人口減少が加速している。

「小さな世界都市」としてコウノトリも住める豊かな環境づくりや、インバウンドの増加、演劇による深さをもった文化の創造などを実現したが、若い女性が帰って来ない。地方の女性には、強いジェンダーギャップの壁があることに気づいた。女性たちは公平な扱いを求めている。つまり男性優位のまちを嫌っている。この現実の危機に対し、適応しなければまちや企業が消えてしまう。だからこそジェンダーギャップの解消を地方創生の主軸のひとつにした。

ジェンダーギャップの解消を積極的に企業に取り入れたことで、経済的な合理性(人的資本活用の最大化)が獲得できた。また女性が活躍することで、女性に選ばれるまちや企業になってきた。まちや企業が世界で輝くためには、ジェンダーギャップの問題を置き去りにしてはいけない。

 

人権・同和教育セミナー 2026を開講します

昨今、差別は見えにくくなりました。しかし、差別がなくなったのではなく、差別は社会構造の中に埋め込まれて存在します。差別解消に向けて鍵となるのは生き辛さを感じているマイノリティ(少数派)だけではなく、特に、マジョリティ(多数派)が共に学ぶことが必要です。部落問題をはじめ、様々な人権課題について、みんなが自分事として捉え、真実を学び、偏見や差別をなくしていかなければなりません。

丹波篠山市人権・同和教育研究協議会では、正しく知る、正しく理解するための学習の機会として、2021年度より丹波篠山市内在住者、市内在勤者に「人権・同和教育セミナー」を開講しています。このような学習を通して、人権・同和学習を深め、差別をなくす実践力を養い、「人権尊重のまち 丹波篠山市」をめざします。皆さまの受講をお待ちしています。

概要・申込書はこちらからダウンロードできます→こちらをクリック

2026年度 丹波篠山市同教 第28回定期総会について

5月16日に「丹波篠山市人権・同和教育研究協議会 第28回定期総会」を開催しました。

議案は2026年度活動方針および事業計画・予算を含め、すべて承認されました。

本年度も本協議会の活動にご協力いただきますようお願い申しあげます。

なお、本年度の議案書につきましては、各自治会長様宛にも配布を予定していますが、下記のリンク先からもPDF版をご覧いただけます。

2026年度総会資料→こちらをクリック

宗教部会研修会を開催しました

丹波篠山市のあらゆる宗教にかかわる方々を対象に研修会を開催した。

講師:上田和夫さん・梶村英子さん

   市同教 啓発推進委員 人権の歴史調査研究班のみなさん

演題:「今こそ語り伝えたい 証言から知る 戦時中の暮らしと体験」

戦争当時を知る方々の証言をもとに、戦争の悲惨さ、平和の尊さを学んだ。

戦時中は日本が勝ったニュースが多くなり、戦争に協力するのが当たり前の時代だった。

学校では学ぶより「働く・奉仕」の毎日で、音楽の授業も軍歌のみ、食糧不足のため運動場ではサツマイモ植えがおこなわれた。

梶村英子さん

梶村英子さんは出征兵士を見送る話をされ、親としての悲しさやその悲しさを表に出せない時代背景をリアルに語られた。

上田和夫さん

上田和夫さんは戦争の愚かさと、二度と戦争を繰り返してはいけないと訴えられ、当時の戦争の歌を迫力ある声で歌われた。

上田さんが所有していた当時の寄せ書き

上田さんが所有していた日の丸への寄せ書きも、実物ならではの説得力があるものだった。

戦争当時の生活をあらゆる証言から明らかにし、また現在の社会情勢とも照らしあわせ、戦争を身近な問題として捉えることができた研修会だった。

 

【参加者の声】

・戦争の悲惨さを改めて知ることができました。平和への願いが強まりました。

・上田さんの生の訴えを聞き、驚きました。戦争、絶対してはいけない!

・戦争のない平和な日本がいかに大切かが、研修で再確認できて大変よかったです。