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企業部会研修会を開催しました

講師:長谷 友美さん(社会保険労務士、兵庫働き方改革推進支援センター)

演題:「ビジネスと人権」

 

社会保険労務士の立場から、ビジネスにおける人権とは、自社だけでなく、自社を取り巻く全ての会社に関わる全ての人たちの人権を尊重することであると語られた。

厚生労働省が発行している「労働におけるビジネスと人権チェックブック」を用い、自分の企業と照らし合わせ、現実的な課題を取り上げた。

SDGsの考え方も人権を大切にするという観点からできている。持続可能な経営(サスティナブル経営)をしていくためには「人を大切にする」という概念が必要不可欠である。

人権を大切にしたリスク管理、コンプライアンス(法令遵守)は企業の価値を高める。また、企業の価値が高まれば「選ばれる」・「継続する」企業になる。

 

【参加者の声】

・人手不足に直面している日本だから今後も外国人労働者の数は年々増加しています。その外国人労働者の人権も大切にしていかなければならないと思いました。

・人権について、ビジネスにおける人権とは何か、少し理解できた気がします。

・人権を守る方法について、具体的な行動を知りたいです。

保・幼部会研修会を開催しました

講師:八尾 由江(ゆうこ) さん

   (一般社団法人am*am代表理事、おひさまにこにこクリニック)

演題:「そうじゃないかもしれない…」~耳を凝らし 目を澄ませば~

子どもたちの人を困らせる行動の背景には、本当に伝えたい事があるかもしれない。「もしかしたら違うかもしれない」という視点をもって接することの重要さを語っていただいた。

みんなが凸凹(でこぼこ)であり、普通は人の数だけある。違いは障がいではなく、宝であり、可能性がそこにはある。また、「できない」ということも個性のひとつで、「できない」と言える環境をつくることが大切。違いは特性でもあり、磨くと強みにもなり仕事にもつながる。

自己肯定感が低いと、自分で決定や選択ができない。逆にいえば、決定や選択ができるようになると自己肯定感も高まる。子どもに対して、じっくりと耳をかたむけ寄り添い「響感(きょうかん)する・響育(きょういく)する」ことが重要。

これからは「偏差値」ではなく、様々な個性がかがやく「変差値」の時代である。

 

【参加者の声】

・発達の凸凹がその子の良さだと分かりました。一人一人の個性を受け入れながら適切な環境を見つけ、自己肯定感を高めることができる支援をしたいと思います。

・体験談や例を用いて話をしてくだり、とても分かりやすい講演でした。困ることを障がいとするのではなく、生かし、強みにできる保育士になりたいと思いました。

・「できない」ということは、他の人の役に立っていることであり、「人を頼りにするというのは才能である」と理解できました。

学校部会研修会を開催しました

講師:上田和夫さん

   市同教 啓発委員人権の歴史調査研究班のみなさん

演題:「今こそ語り伝えたい 証言から知る戦時中の暮らしと体験」

戦時中を生きられた方々の証言を中心に、戦争の悲惨さ、平和の大切さを語られた。

食料不足や贅沢の禁止、学校教育も戦争一色となり、音楽では軍歌のみとなった。また、徴兵で生きる自由や、勤労動員で教育も奪われた。

上田和夫さんの戦争体験の生の声は鬼気迫る語りだった。上田さんが所有していた日の丸への寄せ書きも、実物ならではの説得力があるものだった。

丹波篠山には、篠山歩兵70連隊の訓練施設があり、厳しい訓練をうけ、丹波篠山の地からも多くの人が戦地におもむいた。

今回の研修会で、戦争は過去のものではなく、身近にあるものであり自分事として学べた。

 

【参加者の声】

・戦争について、どこか遠いところの話のように思ってしまっているところがあったのですが、この篠山にも訓練場があったり、実際に兵隊さんとして家族を送り出した人がいたことを改めて知りました。生の声を聞くことができてよかったです。

・生の声を聞かせていただき、とても心が揺さぶられました。教育勅語をはじめ戦争の生々しさを感じ、やはり戦争は絶対に起こしてはいけないと強く思いました。

・様々な思いを抱えながら、戦時中に生活されていたことがよくわかりました。二度と同じような思いをする人は一人も出ないように、平和の大切さについて考えていかなければならないと思いました。

みんなの人権を考える映画会を開催しました

映画『港に灯がともる

©Minato Studio 2025

 

今年は阪神・淡路大震災から30年の節目であり、映画『港に灯がともる』を上映しました。

この映画は、震災を経験した親をもつ震災を知らない世代や、在日コリアン家族の苦しみや葛藤を描いた物語です。

映画監督の安達もじりさんは、舞台挨拶等で、「30年という時の流れの中で、心にしんどさを抱えた女性が、ちょっとだけ踏ん張って半歩前に進んだよ、という話です。この物語を観てくださった人が、ちょっとだけ。ちょっとだけでいいので、やさしくなれたら、やさしい世の中になったらいいなと思っています」というメッセージを発信されています。この映画をとおして「震災と人権」、「多文化共生」また「心のケア」について学ぶことができました。

【参加者の声】

・震災、あの時は毎日生きることで精一杯でした。「生きる、家族、つながる…」考え続けます。

・生きている人、それぞれに背負っているしんどさがあり、一人一人をしっかり見つめていくことの大切さを知らされました。

・いろいろ考えさせられました。知らないことも多くありました。これからも機会を見つけて、まず、知っていきたいです。