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第1回人権・同和教育セミナーを開講しました。

演題:「夜間中学からみえるマイノリティの人権と教育をめぐる問題」

講師:江口 怜(さとし)さん (摂南大学講師)

江口 怜さん

まずは夜間中学とは何か、また戦後の夜間中学の変遷からみる社会的マイノリティ(少数派)の変化をお話いただいた。部落問題や在日コリアン問題などから、貧困、不登校、引きこもり、グローバル化による外国人の増加など、多くの人権課題が夜間中学からみえてくる。基礎教育保障とは日本社会を生きるマイノリティの人権保障である。つまり、人間が存在し、自らの能力を十分に伸ばし、尊厳をもって生活するのに必要な教育である。夜間中学は義務教育の中で成人基礎教育を保障していると言える。

丹波篠山市で自主夜間中学に携わっておられた松原薫さんにも、丹波篠山市での夜間中学の実態を報告いただいた。丹波篠山市の実態は自分の身近な出来事として説得力のあるものだった。

松原 薫さん

言葉に出したくても読み書きができず人としての尊厳が失われ、声をあげれない人は自分の近くに存在するかもしれない。気づこうとしなければ、そうした人に気づくことができない。

 

 

 

【参加者の声】

・身近でないようで、身近なテーマだと感じました。もっと注意して周囲を見ることを意識していきたいです。

 

・自身がマジョリティの立場で物事を捉えていたことに気づきました。意識しないと見えない現実をしっかり見られることで気付きが生まれることをこれからも考えていきたいです。

 

・“知らないことは罪”とさえ思えます。自分が受け入れてもらっていることを自覚し、他者をも受け入れる姿勢を忘れないようにします。