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第1回 人権・同和教育セミナー(地域部会と共催)を開催しました。

講師:増島 智子さん(被災地NGO恊働センター)

演題:「震災と人権」-阪神・淡路大震災30年に考える

阪神・淡路大震災のボランティア活動をきっかけに被災地支援活動に取り組んできた増島智子さんに、阪神・淡路大震災から30年にあたっての思い、また、能登地震の被災地の状況や支援活動の中で気づいた課題についてお話しいただいた。被災地にボランティアとして参加し、経験されたリアリティ―あふれる話は説得力があった。特に能登半島では、ほとんど復興が進んでいない現状にある。

また、「まけないぞう(象の形をした手拭きタオル)」や、お茶会、勉強会など、仕事づくり、コミュニティーづくり、生きがいづくりが心のケアにつながり、負の記憶が正の記憶になっていく。被災している人をみると、やっぱり社会的に弱い立場(高齢者・障がい者、女性、子ども、外国人等)の人が多かった。これはすべての人権課題に共通する問題でもある。ボランティアついて、災害ボランティアセンターだけでは受け入れが困難、NPO団体の人手・資金不足、地元団体との連携の強化、長期的に関わることができる環境づくりなどが課題となっている。

【参加者の声】

・被災地支援の活動状況を知るだけではなく、その現状から見えてくる人権の課題を感じることができました。安心安全な暮らしの実現に向けてやるべきことは大きく、これからも向き合っていかなくてはいけないと思いました。

・災害等の混乱時には特に社会的弱者(高齢者、障がい者、子ども、妊婦、女性、外国人など)の人権に配慮した行動が求められることを再認識しました。助け合い、お互い様の気持ちを日々の生活の中でも大切にしたいと思いました。

・「話を聴く」のもボランティア。その通りだと思いました。「ハチドリのひとしずく」ですね。